低比重ピル服用時の胃の不快感

ピルの服用中、吐き気などの不快感が現れることがあります。この原因は、ホルモン環境が変わったことへの不適応と考えられています。この症状は身体が新しいホルモン環境に慣れるまでの一時的なもので、初めてピルを服用した場合には、このような不快な症状が現れますが、慣れるに従って消えていきます。しばらく続けても不快な症状がおさまらない場合には、医師に相談してピルの種類を変えるとよいでしょう。ピルに含まれる女性ホルモンは、このような副作用を引き起こしますが、避妊効果以外に生理痛改善や美肌効果などの副効果もあります。
女性の身体の中では、さまざまなホルモンが働いており、中でも卵胞ホルモンと黄体ホルモンは、性周期に従ってその量が大きく変動するホルモンです。ピルを服用することによって、ホルモン量の周期的変動は小さくなりますが、受け止め方には個人差があるため、違和感がある場合には副作用として現れます。また、毎日服用するため、そのたびに吸収と代謝が繰り返され、細かい変動を毎日体験することになります。このことも、人によっては副作用を感じる原因となります。
ピルによっては、全ての錠剤のホルモン量が一定の1相タイプ、段階的に変化する2相、3相タイプがあり、使われているホルモン剤も異なります。いろいろな種類があるので、副作用が続く場合には、我慢し過ぎずに、別のタイプを試すことをおすすめします。
胃の不快感を解消させるために、市販の胃薬や漢方薬を併用しても問題ありません。食べ物や飲み物では、グレープフルーツに注意しましょう。グレープフルーツは、ピルの作用を強める働きがあるので、吐き気などの副作用も強くなる可能性があります。

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